私の大好きなテレビ「健康カプセル 元気の時間」TBS。
番組名は変わっていますが、学生時代からなぜか好きで、毎週見ていました。
社会人になってからは録画までして見ている番組です(笑)
今思うと、やっぱり小さい頃からこういうことに興味を持っていたんですね。
よく、この番組のネタをクラスでお話させていただいてます。
先日もまたおもしろいテーマ「太りグセ」。
これは、シェアしなければ~と!
皆さんのとっても興味ある内容ですから。
予防医学研究者で医学博士の石川善樹先生は、
ハーバード大学で学んだ最新の心理学・疫学研究・行動科学・生理学・脳科学を取り入れた
最新の予防医学であり、最先端のダイエット法を提唱しています。
実際に、宮崎県日南市の保健施設では100人以上がダイエットに成功し、2年以上経ってもリバウンドなし。
中性脂肪や総コレステロール値も改善し、
厚生労働省による「健康な町づくり」の優秀事例にも選ばれているそうです。
減量には、まず「食事制限」
ある研究では、オフィスワーカーと狩猟民族で1日の消費エネルギーはほとんど変わらないそうです。
それだけ、消費エネルギーのほとんどは“基礎代謝”が占めていることが分かった。
なので、運動で痩せるのではなく、運動で基礎代謝を上げることを目的とした方が良いですね。
よって、減量はまず食事制限からなんだそうです。
その食事制限のカギとなる、太りグセ。
徹底解剖!
その①…ドカ食いの要因
依存症の治療で「HALT」という言葉があり、これは暴飲暴食をしやすい状況を表した言葉。
Hunger(空腹)
Anger(怒り)
Lonliness(孤独)
Tiredness(疲労)
昼食(12時~13時)→夕食(20時以降)までの時間が空きすぎると、ドカ食いしてしまうので、途中でおにぎり1個でも良いから少し食べておくことで、自然と1日全体の食事量が減ってくるという。
また、ストレスから暴飲暴食をしていると実感がある人は、日頃からストレスの対処法をドカ食い以外の方法で覚えないといけません。
それには、五感を満たしてあげることが良いそうです。
自分がリラックス出来る音楽や自然の音、香り、写真や絵や好きな有名人を見たり、良い香りのハンドクリームでハンドマッサージをしたり、ヘッドマッサージ。
毎日シャワーですませてしまう人は、入浴に変えて、入浴剤を選んだりしてリラックスする時間を作ってあげましょう。
そう、ヨガでリラックスして五感を癒してあげよう!
その②…睡眠不足
睡眠不足になると、食欲を調整するホルモンが分泌異常を起こし、ホルモンバランスが狂ってしまう。
よって、どんどん食べたいという気持ちが高まってくるのだそうです。
睡眠不足は食欲が約25%増加し、カロリー摂取量が350kcal~500kcal増えるという結果も。
さらに、睡眠不足は疲労感が増えて、自然と体を動かさなくなるため、太りやすくなってしまうそうです。
個人差はあるけど、健康的に痩せるには1日約7時間の睡眠が必要。
しっかり寝ることで食欲をコントロールしていきましょう。
そう、ヨガで自律神経を整えて体内リズム・ホルモンバランスを正常にして、グッスリ!
その③…血糖値コントロール
菓子パンなどの血糖値が上がりやすい食べ物は、急に上がって→急に下がるため、お腹が空くのも早いし、よりお腹が空いてしまう。これが、間食につながる。
お昼に菓子パンの習慣がある人は、バランスの良い食事やお蕎麦のような腹持ちの良いものを食べると良い。
血糖値を上げる食べ物は、糖質。
白米・うどん・白いパン・コーンフレーク・シリアル・かぼちゃ・イモ類・とうもろこし・蓮根・ごぼう。
血糖値を下げる食べ物は、
果物・玉ねぎ・アロエ・緑黄色野菜(白菜、ほうれん草、キャベツ、ブロッコリーなど)・きのこ・レモン・オリーブオイル・お酢・納豆・豆腐・あげ・豆乳・寒天・こんにゃく・海藻・あさり・かき・青魚(秋刀魚、イワシ、マグロなど)、ナッツ類など。
血糖値を下げる飲み物は、緑茶・ウーロン茶・ヤーコン茶・グァバ茶など。
食後は有酸素運動で血糖値を緩やかに。
そう、ヨガやウォーキングはもってこい!
その④…我慢のもたらす結果
「禁断の果実効果」という現象は、我慢をすればするほど余計に食べてしまうそう。
私たちの脳は我慢が出来ないようになっています。
「するな」と言われるとしたくなる。(否定形は届かないってことですね)
ダイエットのコツは、脳に我慢を強いるのではなく“許して”あげること。
(ヨガの練習にも似てますね)
我慢のし過ぎはドカ食いの原因になってしまいます。
(自分と闘いながらのヨガの練習は、ケガをします)
だから、食事制限をしつつも、好きなモノを毎日1つ許してあげることで、楽しみながらダイエットを続けられます。
(頑張る自分を許してあげると、気持ちの良いヨガの練習が出来て、心身の変化がもたらされます)
そう、ヨガの練習は自己解放なのだ!
その⑤…無理のない食事制限
「偽りの希望症候群」とは、高い目標を立てると、それだけで脳が満足してしまい、続かないことが多いという現象を言う。
食事制限は1~2ヶ月で1日600Kcal制限をすれば、2ヶ月後に-5Kgが可能。
それ以上やる場合は、2回に分けるようにしましょう。
やるぞぉー!!とモチベーション高く始めたところで、その集中力は持続しません。
気長にゆるく、軽く、楽しみながらね。
そう、アシュタンガヨガの師、シュリ・K ・パタビ・ジョイス氏は
「ヨガは老若男女、誰でも出来る。出来ないのは怠惰な人だけだ。」と言っている!
その⑥…言い訳を利用する
そして、軽めの運動(ヨガやウォーキング)で体重維持をずっとずっとすること。
運動やダイエットの失敗の時に、あなたがする言い訳をどんどん出しましょう。
人の脳は、言い訳を考える時に最もクリエイティブになるんだそうです。
言い訳をたくさん出して~、その出来ない理由の対策を考える!
そうすると、出来ない理由がなくなる☆
出来ない理由が→出来る理由になっちゃった現象。
言い訳が→良い訳なんですね。
んで、2ヶ月間続ければ、それは習慣化し、努力せず自然に続けることが出来るんですって。
2ヶ月スパンで計画して、楽しんでやりましょー。
Comments
趙州狗子
2015年5月2日 at 12:32 AMAKKO先生、今夜は陰ヨガ+禅講話のご指導ありがとうございました。
血糖値を結果的に下げる飲み物で、SOD (抗酸化酵素) 抜群のチャーガ茶も、見落としがちですが素晴らしいです。元フルータリアンで今は何も食べていない Jericho Genesis Sunfire 師匠から学びました。
チャガ茶の効能↓
http://xn--cckuaj4b7pu86p2x2d.com/healthfoods/charga.html
AKKO先生のおかげで禅ヨーギーにまた一歩近づきました。来週もよろしくお願いいたします。
合掌_/|\_