アシュタンガヨガは順番通りに決められたポーズを呼吸と一致させながら流れるように動き続けます。
練習は、先生のカウントで進めるレッドクラスとそれぞれが自分のペースで行い、見守っている先生が必要に応じてアジャストに入ってくれるマイソールクラスがあります。
マイソールクラスでは、ゆっくりじっくり呼吸を通して自分と向き合う時間が練習を深めてくれます。
静かで鋭敏で神聖な空気の中では各々の深い呼吸音とマットの音と先生の声がたまに聞こえるくらい。
私は個人的にこれまで、マイソールクラスでていねいに進めて行く方が体得したことが多かったのと、ケガをしずらいので…夢中でマイソールマイソールしてました。
でも、マイソールだけでは“自分のペース”に慣れすぎてエゴが強くなるため、レッドクラスも受けることが必要とされます。
レッドクラスは否応なしにどんどん進んでいくので、“こだわり”や“とらわれ”をいかに棄てて“いま”に意識を向けていく練習でもあります。執着せずに頭を空っぽに無心に取り組むことでアサナ以外に得るものも大きいな…と、
今ではそんなレッドクラス後の爽快感が病みつきになっています。
それでもレッドクラスではフルプライマリーで終了なので、マイソールクラスでセカンドシリーズをじっくり取り組んだり、何よりもバックベンド(ブリッジ)が時間をかけて深められるので、練習後の体の開き方や背骨の整い方は驚異的です。
なんにせよ…人によって、時によって、感じ方は違うものです。
それぞれにあった、それぞれの段階でヨガを深められることが1番イイです。
各々のヨガの練習に取り組む時間が、より良いものになりますように♪
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