ユキオ先生の瞑想WS

ユキオ先生の瞑想WS

i 2014年7月29日 コメント数:0 by

【 瞑想を知るための3時間集中講座 】

~ ヨガの叡智と瞑想で創造的に生きよう ~

講師:トヨウラ ユキオ

日程:2014年7月21日(月・祝)

時間:13:00~16:00(計3時間・休憩有)

今時代は変革の時期を迎えており、その中で我々は常にストレスや不安にされされ、 周りの環境に翻弄され易い環境にいます。

そんな時こそ、自分にブレない軸を 持つことが大切です。 幕末の動乱の中で偉業を達成した勝海舟や西郷隆盛など 多くの志士は禅の達人でした。 彼らは、禅なくして偉業は達成できなかっと言います。

現代ではアップルの創始者スティーブ・ジョブスは、若い時から、 日本の禅に傾倒し、瞑想する習慣するによって画期的業績を残しました。

また、日本の最強の棋士といわれる羽生善治氏も、 対戦中の脳はほとんど瞑想状態にあると言われています。

もし、あなたが過去の束縛された思考パターンから抜け出し、 真に創造的で豊かな人生を送るには『瞑想』は必須です。

そして、瞑想とは只座るだけでなく、真の自分の生き方を実践するのに 必須なテクニックです。

このワークショップで、ヨガの叡智と瞑想 を実践方法を具体的に学んで、豊かで充実して人生を歩んで頂きたいです    

【クラス内容のポイント】

・ 仏教における瞑想の教科書「天台小止観」のエッセンスを習得する

・ ヴィパーサナ瞑想とブッタが悟りを得た方法について学ぶ

・ 過去の因縁を解消させ、自分を飛躍させる瞑想の実践

・ 日本の禅がどのようにして成立過程を学び、禅の本質を理解する

・ 脳を瞑想状態にするインナーマッスルの仕組みと実際の練習方法

・ 最新の脳科学が証明した瞑想の効果と日常生活への応用

・ 周りに翻弄されない自分を作り出す為の瞑想条件を習得する

・ 人生に喜びと平安をもたらすヨガの3つの宝を得る方法を学ぶ (ヨガソルナHPより抜粋) 07-21@13-47-12-589 千葉駅ヨガソルナにて開催されました。 初めて瞑想にフォーカスしたユキオ先生のWSということで、とってもワクワクでした。

スリアナマスカーラで動いただけで、大量の汗…これも大切なワークのひとつでした。

そして、丁寧かつ明確な資料がこんなに‼

おかげで、理解しやすかったです。 07-21@15-53-38-684

私のとにかく書きまくったノートから…

体とは自分の心を表現しているもの。ポーズを練習することで、体を知ることが出来る。

心の動きを客観視することが出来る。心と体を見ようとするのがYoga。

”わたし”を知る手段。

体を理解すること→心を理解すること→”わたし”を知る。

ジヴァムクティ…ジヴァ(自己)ムクティ(解放)。
”わたし”という意識を全部、解放して残るもの。
自分の本質に向き合う。
祈り(太陽礼拝)は自分自身の内側にある本質に向き合っていること。
静かな自分との対話をする時間。

ヨガは人間の本来持っている可能性を引き出していく。

 

07-21@15-45-23-957

瞑想は爬虫類脳(脳幹や大脳基底核)を活性化し、ベストな考え方や選択が出来る。潜在意識の中で無限な自分の知恵とつながる(ひらめき、気づき、アイデア、インスピレーション)

私たち人間だけが、直立する二足歩行の動物。四足は安定しやすい、立つことや歩くことは非常に大変なこと。重力から体を支える筋力が必要→抗重力筋(姿勢を保つ筋肉)

体を動かすことで、脳の中心が活性化して心も元気になる。
抗重力筋を使うとセロトニンが出てくる。

姿勢がキレイな人→抗重力筋が使われている→脳が常に活性化→いつも安定したマインド

抗重力筋は深層筋肉(赤身筋・インナーマッスル)なので、たくさん酸素を送ってあげることが大切。

ヨガをしていると、筋肉を意識出来るようになってくる。

姿勢が良い人、ヨガをしている人は心が静かで安定している。
姿勢が保てない人は、心がとどまらず散漫である。
心と体はつながっていて、体は心を表現している。

だから、たくさん深く長い呼吸を繰り返しながら、抗重力筋を使うアシュタンガヨガは”動く瞑想”なんだと理解が出来ました。

動きながら、体の動きを感じて観察していくアシュタンガヨガはヴィパッサナー瞑想の入り口。

「天台小止観」仏教では瞑想を「止」と「観」の2つに大別する。
「止」→サマタ瞑想:サンスクリット語から奢摩他(サマタ)と音訳される。心の動揺をとどめる。呼吸、マントラ。8支則の6番目ダーラナー(凝念)
「観」→ヴィパッサナー瞑想:サンスクリット語から毘鉢舎那(ビバシャナ)と音訳される。観察する、ありのままを全てを静かに観る、判断しない、エゴなしに観ていく。8支則の7番目ディヤーナ(静慮)

「小止観」では、座禅のみならず、行住座臥(日常の起居動作)のすべてにおいて、心の静けさを保ち(=止)、心を正しく観察する(=観)ことが述べられている。

怒りや悲しみ、そのものが”自分”じゃない。「観れる」ようになると”自分”じゃないことを知る。
気づきが増えていく、支配されなくなる。
”自分”という束縛から外れていく。
「観るもの」と「観られるもの」を分ける。体そのものは自分ではない。

普段の生活そのものが瞑想。普段の時間でどんな場面においても「気づける」こと。
ストレスに対する過剰反応をしなくなる。ストレスを軽減できる。

集中することは、今、この瞬間に生きる練習。
マインドの動きと時間は同じ。
少しでも考えるのは、過去か未来に行っていること。

また、瞑想は”陰の気”に入りやすい。自責や否定の感情のある時はスリアナマスカーラをやって、脳を良い状態にしてから瞑想をする。だから、8支則の最後に瞑想がある。

 

07-21@15-45-36-837

悲しみや苦しみは本来は90秒で消えるもの。
今もなお、残っているその感情というのは「自分で自分の意志を持って、その感情を握りしめている(束縛している)こと」サムサーラ。

観る瞑想とは、過去の因縁、カルマを解消する。ありのままを見つめて観るものと観られているものを明確に分けていく。
無意識がすべてを支配している。業(カルマ)として動いていて、魂が動かしているのではない。
過去の潜在意識やカルマが今の動きを作っている。自分の本質は命令したり、動かしたりしていない、観ているだけです。

無知…観られている自分(エゴ)を自分だと思っている。束縛からは解放されない。
知恵…本質を知ること

魂のある場所は自分の中心にある。
スヴァ(わたし)ディシュターナ(存在、根拠)チャクラ→仙骨あたり
「腹がすわる」→意識、魂がある
力が入っているのはエゴの部分。仙骨に意識を持っていって、あとは全部、力を抜く。

07-21@16-03-07-22

「クンダリーニ」上昇する、上に意識を上げていく→視界が広がる、”自分”を観ることが出来る。

相反する世界の中でバランスをとって、中心を感じて、螺旋を描きながら上にあがる。

相対的な世界でバランスをとる(3次元)
エネルギーがとぐろを巻いて上昇していく(4次元)

”わたし”を離れて脳に達する→サハスラーラチャクラ(永遠の至福)

今、できる範囲で、毎日少しづつ続ける。
心と体の対話を積み重ねる→変化

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このWSに参加されていた生徒さんが、先週のソルナのレッスン後に話しかけてくれました。

「へ~、なるほどぉー!って、理解しようと考えている間に、次々と話が進んでしまって…先生は全部の内容を分かりましたか?」
とフィードバックの時間を作ってくれました。
そして、レッスン参加の皆さんがそのまま残って、時間延長でWSの内容について話が続きました。

私はユキオ先生のお話が大好きで、何度も繰り返し聞いてはいるものの…
全部を消化しきれていないほど超越した内容です(だから、何度も聞きたくなる)

私なりにお話をしたのは、
ヨガの練習で、クンダリーニのバランスを取りながら螺旋を描いて上昇する時に、余計なものをそぎ落として(エゴ)、自分の中心、本質を感じる(アートマン)ことで、サハスラーラチャクラまで上がるということは相反するものがない世界、全てのものとの一体感・調和がアートマン(真我)はブラフマン(宇宙)であるということ。

グーグルマップの話。

将棋の羽生名人が使っている脳は、瞑想している時の脳と同じ状態。ひらめきが生まれやすい。
外側のものに惑わされずに理性や計算で向き合っていない。
ヨガを続けていると、「普通は」とか「一般的には」という条件から物事を考えなくなる、自分の体や心の声を敏感に感じ取る”皮膚感覚”や”直感力”で生きるようになるのは、
ヨガで瞑想脳になっているからかもしれませんね。という話。

きっと日々、ヨガの練習が心と体にシミている方たちだからこそ、出来る会話。
はたから見ていたら、なんとも怪しく、よく分からない会話をしていると思います。
だからこそ、こういったお話が盛り上がってしまう、ソルナの皆さんはやっぱりヨガが大好きなんでしょう。

そこで皆さんと過ごせる時間は私にとっても、とってもとっても嬉しいです。

まだまだ詳しく聞きたいユキオ先生のお話。
カレンダーどうりにサラリーマンのお仕事をしながら、それ以外の時間を”ヨガを伝える”ことに捧げ続けている背中は、本当に尊敬しています。

お忙しい中でも、またソルナにて瞑想や禅、ムドラーにフォーカスしたWSをやっていただきたいです。

WSなら、ソルナの会員じゃなくても参加できます!!

 

 

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