“アシュタンガヨガ”というややこしい話

“アシュタンガヨガ”というややこしい話

i 2017年9月6日 コメント数:0 by

バヌスワミ マハラージ特別講座

【インド占星術とカルマヨガ】

〜人はなぜ苦しむのか〜

8月6日に勝田台 Yoga chandra にて開催されました。

 

ココでは貴重なvedaの教えを学べる

様々なワークショップがあります。

 

 

さて、

“アシュタンガヨガ”

っていうと、

2種類の意味がありますのです。

 

 

①ヴィンヤーサで動く

“アシュタンガヨガ”

 

 

 

 

②ヨーガ・スートラ経典の中にある

八支則としての“アシュタンガヨガ”

(8→アシュトゥ、枝→アンガー

=アシュタンガ)

 

 

特に外国の方は「八支則」とは言わず、

「アシュタンガヨガ」と話すので

受け取る人が間違いやすいですね。

 

 

〜悟りに向かう8ステップ〜

八支則(アシュタンガヨガ)

1️⃣ヤマ(勧戒)

2️⃣ニヤマ(禁戒)

3️⃣アーサナ(坐法)

4️⃣プラーナヤーマ(調気)

5️⃣プラティヤハーラ(制感)

6️⃣ダーラナ(集中)

7️⃣ディヤーナ(瞑想)

8️⃣サマーディ(三昧)

 

 

 

 

そして、

ヴィンヤーサで動く“アシュタンガヨガ”も

本来の意味は

『八支則のヨガ』なのです。

 

 

2時間のプラクティスで

八支則の実践を行っているんです。

だから“アシュタンガヨガ”

”動く瞑想”と言われます。

 

 

そして”ヨガ”には4種類あります。

 

 

●ギャーナ・ヨーガ

思考を手段とする知性のヨーガ

●ラージャ・ヨーガ

心身制御を手段とする意志のヨーガ

●バクティ・ヨーガ

慈愛を手段とする感性のヨーガ

●カルマ・ヨーガ

日々の諸行為を手段とする行為のヨーガ

 

です。

 

道が違うだけで、進むべき方向は同じです。

同時に取り入れたり、移行したりもします。

 

 

例えば

「バガヴァッド・ギーター」では、

カルマ・ヨーガについて書かれていたり

クリシュナ神へのバクティ・ヨーガの教えになっていたり。

 

 

はじめの「インド占星術とカルマヨガ」では、

カルマ・ヨーガについて、

ラージャ・ヨーガの実践もお話されるワケです。

 

 

ここまでダイジョウブですか…???

ついてきてます…???

 

 

経典『ヨーガ・スートラ』は、

 

【ヨガとは心の作用を止滅すること】

【観るものはそれ本来のところに留まる】

 

ラージャ・ヨーガについて説かれていて

その第2章・実践部門に

「八支則」=アシュタンガヨガが出てくるのです。

 

 

 

だから、

アシュタンガヨガ指導者養成講座では

必ず『ヨーガ・スートラ』がテキストにあるのです。

 

 

八支則を実践する意識で

アシュタンガヨガ(ヴィンヤーサの方ね)をやるために。

=ラージャ・ヨーガの実践

 

 

プラクティスを行えば

自然と

8ステップの7番目ディヤーナ(瞑想)へ進むワケです。

 

 

アシュタンガヨガのプラクティスで、

ラージャ・ヨーガの実践をするのか?

ただのハタヨガをするのか?

 

ってことです。

 

 

【観るもの】でプラクティスしてるか?

【観られるもの】として、

それが自分だと思い込んで練習しているか?

 

ってことです。

 

 

 

身体を使ってするヨガを

”ハタヨガ”と言います。

(主に③アーサナ、④プラーナヤーマ)

 

肉体や呼吸といった、

最も粗雑なものから

”心身の制御”を始めて

 

より繊細な

感覚のコントロール(⑤プラティヤハーラ)

で外への意識を遮断して

集中(⑥ダーラナ)内へ向かいとどめて

瞑想(⑦ディヤーナ)→⑧サマーディ

 

すべては”瞑想”に向かうための準備。

 

瞑想により、心が静かであれば

起こった出来事に振り回されることなく、

新しいカルマをより生みださない生き方へ。

 

心が静かであれば、

自分の内に積もっては、

ことあるごとに出てくる

サンスカーラ(潜在印象)に

反応することもなくなります。

 

 

これが、

”カルマの解消は瞑想でしか出来ない”

 

”カルマを解消するために、

ラージャ・ヨーガが必要”

 

と言われる所以です。

↑↑↑

2つは同じことを言っているんですよー。

 

 

そうして無執着にいたると、

たどり着くところは”自由”です。

 

好き勝手するのではなくて、

どんなとこでもいつでも

”とらわれない隔てもない

軽やかで慈愛にみちた心”

 

 

アシュタンガヨガを

ラージャ・ヨーガとして

八支則の実践をすること。

 

または、

ラージャ・ヨーガで

八支則の実践をするために

必ずしも

アシュタンガヨガ(ヴィンヤーサのほう)を

やる必要もない。

 

 

人それぞれ、

行く道は自分にあったものでイイ。

 

 

身体を壊してまで

ハタヨガとしての

アシュタンガヨガをやらなくていい。

 

 

アシュタンガヨガのプラクティスが気持ちの良い人は、

ぜひ

八支則の意識でラージャ・ヨーガの実践を。

 

 

だから、

ポーズが出来る出来ないとか

比較やジャッジの世界でヨガするのはやめましょうね。

エネルギーの無駄使い。

 

 

自分が整って、心が整って、

周囲に調和と奉仕ができるのです。

 

ラージャ・ヨーガの実践とは、

日々の生活における

ヤマ・ニヤマが出来るようになることです。

 

ココが本当の意味で

ヨガの効果・恩恵・果実となるとこです。

 

 

相変わらず

繰り返し

日々、まわりに

ぶんぶん振り回されるから

ヨガしたくなっちゃいますよね。

 

まだまだ“人間”の旅は続くのです。

 


Comments

Leave a reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*